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【Eric Carleさん】海の中ではお父さんだって奮闘中!

タツノオトシゴ 本のご紹介

こんにちは KCです。
Eric Carleさんの作品は、ところどころにはらぺこあおむしが出てきたり、仕掛けがあったりして可愛らしいですよね。
今日ご紹介する絵本には、あおむしは出てこないけれど、海の中を表現した仕掛けが、とてもきれいな作品です。

日本国内の方はこちら↓
Mister Seahorse
Eric Carle (Author, Illustrator)

米国内の方はこちら↓
Mister Seahorse
Eric Carle (Author, Illustrator)

《あらすじ》
海の中を仲良く泳いでいる、タツノオトシゴの夫婦がいました。
妻が体をふりふり言いました。
『そろそろ、卵が生まれそうよ』
すると、夫が言いました。
『ぼくの出番だね』1

タツノオトシゴの妻は、お礼を言いつつ、夫のお腹の袋に卵を生みました。
夫は『大切に育てるからね』と約束しました。

お腹に卵を抱えたまま、タツノオトシゴの夫がゆらゆらと海の中を泳いでいくと、トゲウオ(Stickleback)の旦那に出会いました。
『やあ、元気かい』とタツノオトシゴが声をかけると
『すこぶるね』とトゲウオは答え、こう付け加えました。
『ちょうど今、巣を作ったところさ。妻のお産も終わってね。これから卵が孵るまで、私が世話をするんだよ』

タツノオトシゴは『がんばろうね』とねぎらい、また海の中を進んでいきました。

海
海の中はまだまだ未知の世界。不思議がいっぱい。

タツノオトシゴのオスは、メスが産んだ卵をお腹に抱え、卵が孵るまで育てます。
他にも、海の生物の中には、様々な形で、オスが卵を育てるものがいます。

タツノオトシゴが海をゆらゆらしている間に、いろんな生物に出会うのですが、擬態している生物もいれば、抱卵している魚もいて、その姿が不思議で神秘的で興味深いのです。
また、本の仕掛けも手伝って、海の世界の美しさや、魚たちの生態がより一層楽しめます。

Kindle版もありますが、これはぜひ通常の紙の絵本で、海の世界を楽しんでいただきたい作品です。

  1. 原書では、卵が生まれるというタツノオトシゴのメスに対して、オスが『Can I help?』と言っています。
    オスが抱卵する習性を考慮すると、何か手伝うよ、というニュアンスではなく、ここからは完全にバトンタッチをして引き継ぐニュアンスだと思ったので『ぼくの出番だね』と意訳しました。
    ↩︎

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