こんにちは KCです。
以前に、砂漠の土の中で共生する動物たちのお話を紹介しましたが、今日のテーマも共生、そして舞台はアフリカです。

日本国内の方はこちら↓
HONEY…HONEY…LION!
Jan Brett (Author, Illustrator)
米国内の方はこちら↓
HONEY…HONEY…LION!
Jan Brett (Author, Illustrator)
《あらすじ》
アフリカには、Honeyguide、和名でミツオシエという小鳥がいます。
そして、Honey badger、こちらも和名でミツアナグマといい、実に面白い関係性で結ばれています。
ミツオシエは、ハチを見つけるとそっと後をつけ、巣の位置を調べます。
そして、そのハチの巣にミツアナグマを、文字通り導きます。
ミツアナグマが頑丈な爪でハチの巣を壊して、はちみつを食べるのに、便乗するというわけです。
これまでもずっとこうやって、持ちつ持たれつでやってきたんですね。
しかし、今日のミツアナグマは、どうやらすごーくお腹が空いていたようです。
もしかしたら、ミツオシエのことなんて、すっかり忘れてしまっていたのかもしれませんが、ともかく、ミツアナグマはミツオシエに、一切はちみつを分けてくれなかったのです。
ハチの巣の場所を教えてくれたのに、ですよ。
腹を立てたミツオシエは、翌日…。

厳しい自然界で生き残るために、共生する方法を見出した小鳥とアナグマの生態が面白いです。
そして、はちみつには目がないミツアナグマの、ちょっと自己中な性格に、お灸を据えてやろうとする小鳥の知恵にも感心します。
最後には仲直り出来るといいんですけどね。
Jan Brettさんの挿絵の多くは、額縁(フレーム)のように囲まれています。
表紙からも分かるように、本作品では、アフリカの工芸か装飾品のようなデザインが描かれています。
そういった背景の細やかさも、Jan Brettさんの魅力の1つ。
また、リズミカルな擬音語が、耳に心地よいのも、このお話の好きなところです。子どもたちと一緒に、声に出して読みたい作品です。
フロリダで、同じ巣穴に住むカメとねずみのお話

