イマジナリーフレンドって本当にいる?Caldecott受賞作品

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こんにちは KCです。
大好きな作家さんのひとりに、Dan Santatさんという方がいます。お話が面白いのはもちろん、挿絵も可愛くて奥行きがあって細かくて、とてもあたたかな気持ちにしてくれます。NY生まれの彼は、2015年にCaldecott Medalを受賞しました。年に1度、最も優れた1つの絵本作品に贈られる名誉ある賞です。そんな夢のあるお話がこちら。

日本国内の方はこちら↓
The Adventures of Beekle The Unimaginary Friend
Dan Santat (Author, Illustrator)

米国内の方はこちら↓
The Adventures of Beekle The Unimaginary Friend
Dan Santat (Author, Illustrator)

“かれ”は、想像上の友達『イマジナリーフレンド』が生まれる島で生まれました。そこに住んでいるものたちは、夜になると星の下に集まります。人間の子どもたちに選ばれると、ふわりと空に浮かび上がり、友達のところへ行き、そして名前を付けてもらえる。“かれ”も毎晩、それを待ちわびていました。しかし、いつまで待っても、“かれ”が選ばれることはありませんでした。

自分のことを迎えてくれる友達と、どんなに素敵な経験ができるだろうということで頭がいっぱいになった“かれ”は、誰も想像しえなかった行動に出るのです。それは、島を出ることでした。何も分からない大海に漕ぎ出して、恐ろしいものにも出くわしました。それでも、いつか出会う友達のことを考えると、勇気が湧いてきて、旅を続けることができたのです。そしてー。

タイトルにはBeekleと名前が出ていますが、島に誕生した時は名前も無かったのですね。夢見ていた世界は、Beekleの想像した通りだったのでしょうか。どんな友達と出会って、Beekleという名前をもらったのでしょうか。どんなことをして楽しい時間を過ごしたのでしょうか。

イマジナリーフレンドと呼ばれている子たちは、名付けてくれた子どもだけの友達で、他の人からは見えないと言います。名前を付けてもらう前は、“かれ”のように、イマジナリーフレンドも友達が欲しいと強く願っていたという背景が可愛らしいですよね。

Dan Santatさんが、ハンプティ・ダンプティの“その後”を書いたお話も、なかなか胸が熱くなる物語です。この機会にぜひお試しください。

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