こんにちは KCです。
時々聞かれる質問に、こんなものがあります。
『どうやって、子どもに薦める絵本を選んでいますか?』
個人的な視点ではありますが、紹介してみたいと思います。
これはあくまでも、米国内で英語の絵本を選ぶ場合ですが、きっと日本でも似たような結果になると思います。
英語本の選び方1 好きな作家さん
これが一番多いかもしれません。これまでに読んだ英語絵本の中で、子どもたちの食いつきが良かったもの、作風、挿絵など、印象に残っている作家さんがたくさんいらっしゃいます。それぞれの作家さんが、いろんな方々とタッグを組んでいるので、木が枝葉を広げるように気になる絵本が増えていきます。
英語本の選び方2 いま、興味のあるテーマ
子どもあるあるの1つですが、『いま、やりたい』ということがあります。ちょっと待ってね、と目の前の作業を優先して片付け、手を洗って、やっと向き合おうと思った時には、もう子どもの興味は逸れている…
英語本選びでも似たようなことがあるので『シャチとサメが好きになった』と言われれば、シャチとサメのお話や図鑑を見つけたり、『料理に挑戦したい』と言われれば、世界のご飯が出てくる絵本や料理本を探し求めたり。それがたとえ一時の気まぐれであっても、いつの日か、今日読んだ本の知識と経験が繋がる、花咲く時が来るかもしれないので、種まきのつもりで応えています。
英語本の選び方3 受賞作品
アメリカだけにとどまらず、世界中にたくさんの児童書、絵本の賞があります。特に新人賞は、私の狭い視野では考えもしなかったジャンルのものに出会えることもあるので、とてもおもしろいです。
挿絵の受賞作品も素敵ですよね。あまり美術に明るくないので(絵が絶望的に下手とも言う)どれを見ても素敵だなと思うのですが、表紙絵のインパクトで選ぶこともあります。
英語本の選び方4 季節、イベント関連
アメリカに住んでいると、アメリカの文化や行事だけでなく、様々な国のお祝いを見聞きすることが増えます。身近な友人が、違う国の出身だと、その国の料理を振る舞ってくださったり、伝統衣装を見せてくださることもあります。
これからの季節でいえば、イースターやメモリアルデー、独立記念日といった、アメリカでの行事に関する本も、歴史的背景を学ぶために取り入れます。関連した料理やお菓子作り、工作などもしています。
英語本の選び方5 子どもと図書館、本屋に行く
図書館で、子どもたちに自由に選んでもらいます。どんなに様々なジャンルの本を選ぼうと思っていても、私ひとりの視野では偏っていると思うので、子どもたちがどんな絵本を選ぶか見るのも楽しいです。
娘イチカはあまり絞り込めず、10冊くらい抱えてきます。息子ニコは、挿絵で選んでいることが多いと思います。
本屋に行っても、イチカは絞り込めない性格なので、金額か冊数の上限を決めています。本棚の間を行き来して、どれを買うか吟味、苦悩している姿を眺めていると、1時間くらいあっという間です。
最後に
いかがでしたか?
欲しい本は無限にあっても、お金とスペースと時間は有限なので、なかなか苦しいですね。でも、これまで出会えた良書を、1つでも多く紹介して、みなさんの、日英バイリンガル教育のお力添えが出来れば幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。