アメリカ洗濯事情

乾燥機画像 米国日常生活

こんにちは KCです。
今日はアメリカの洗濯機についてお話したいと思います。

洗濯機と乾燥機

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アメリカの洗濯と言えば、洗濯機と乾燥機を両方揃えていることが一般的です。間取りや使い勝手によりますが、ドラム式洗濯機であれば、扉が前に開くので、上の写真のように横並びに配置することで、上に収納スペースや作業台を造ることができます。スタッキングといって、洗濯機の上に乾燥機を重ねて置くタイプもあります。

地下に置いてあることが多い

日本の住宅に比べ、アメリカの家では(地域性がありますが)地下に洗濯機を置いていることが多いです。我が家は中古で購入した平屋ですが、やはり洗濯機は地下にありました。日本より乾燥しているエリアとはいえ、やはり冬場や雨の日はじめじめしているし、洗濯のために1日に何度も地下に降りないといけないのは大変ストレスでした。結局1年も経たない内に改装して、洗濯機と乾燥機を地上階へ配置しました。

アパートに住んでいる人は、各部屋に洗濯機が取り付けられないケースもあり、その場合は地下の洗濯機や乾燥機を予約して使うか、近隣のコインランドリーを利用します。せっかくの休日が、洗濯のために何時間も潰れると嘆いている友人がいました。

外干し出来ない理由

アメリカ郊外と言えば、広い庭!そこに干さないなんて勿体ない!と思っていた時期もありました。しかし、景観上、治安上の問題から、外干しを禁止している町はたくさんあります。条例が無くても、前道から見えないように配慮している人は多いでしょう。
我が家はフェンスで囲まれていて、近隣から裏庭が見えないので、時々外干しもしたいところですが…
春秋の花粉の時期は外干しなんて以ての外、冬は洗濯物が凍ってしまうので言わずもがな。干せる時期は真夏の数週間だけなのです。

糸くずやほこりは洗濯機では取れない

日本の洗濯機の場合、洗濯の時に出る糸くずやほこりは、ほこり取りネットに溜まる造りになっています。しかし、アメリカの洗濯機にはその機能はありません。乾燥機にはほこり取りフィルターがあり、あくまでも乾燥機で糸くずやほこりを取るという流れのようです。
移住当時はそれを知らなかったのと、アメリカの乾燥機の威力に服が耐えきれない気がして、手で干していました。すると服にほこりがたくさん残ってしまい、どうしてだろうと思いながらテープで取り除いていました。
今は、乾燥機に耐えられる丈夫な服が増えて、ガンガン乾燥機にかけていますが、おしゃれ着などは諦めて陰干しし、ひたすらテープをかけています。

マイクロプラスチックを流出させない洗濯機?

昨年の秋、カリフォルニア州では、洗濯排水に含まれるマイクロプラスチックが海洋汚染の要因の1つであると考えられるとし、家庭用洗濯機や商業用洗濯機にマイクロプラスチック除去フィルターの取り付けを義務付ける法案が議会へと提出されました。結果として、その法案は通らなかったのですが、洗濯業界、メーカーを初めとする多くの人々に、水質汚染問題を自分たちの世代の問題として受け止める、大きなきっかけになりました。

時代と共に、人も機械も変化

日本では、以前に比べ共働き家庭の比率が増えたり、働き方や生活リズムが変わったりしたことで、洗濯から乾燥まで仕上げられる洗濯乾燥機の需要が伸びていますよね。アメリカでも同様に、All in Oneと呼ばれる一体型の需要が増えています。省スペースにもなりますし、ルームシェアも多いため、同居人それぞれが、どこに居ても、利用状況をアプリで管理出来るという点も便利だそうです。
みなさんの、これは外せない、あるいは、あったらいいなという機能は何ですか?私は、洗濯機の防カビ機能、もしくはカビ掃除しやすい形状(パーツが取り外しやすい)です。

読んでいただき、ありがとうございました!

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