これを読んだら、次の週末の朝食はパンケーキにしよう!

メープルシロップ画像 本のご紹介

こんにちは KCです。我が家には小さいながらも裏庭があり、そこにノルウェーメープルの木があります。冬仕事の1つとして、その木からメープルウォーターを採取し、煮詰めてメープルシロップを作ります。この辺りで、メープルの樹液が出るのはだいたい1月中旬から3月中旬くらいまで。
昼と夜の気温差が大きいと、よく樹液が溜まります。見た目は透明でさらさら、真水のように見えます。木の大きさ、気温によりますが、24時間で6~8リットルくらい採れる日もあります。これを1/40量まで加熱して水分を蒸発させる過程がとても大変です。

日本国内の方はこちら↓
Almost Time
Gary D. Schmidt (Author), Elizabeth Stickney (Author)
G. Brian Karas (Illustrator)

米国内の方はこちら↓
Almost Time
Gary D. Schmidt (Author), Elizabeth Stickney (Author)
G. Brian Karas (Illustrator)

イーサンは、パンケーキにメープルシロップをかけて食べるのが大好き。週末の朝食には、自家製のメープルシロップが食卓に乗ります。しかしある冬の日、メープルシロップを使い切ってしまったと知り、とても残念な気持ちになります。メープルシロップを作るには、メープルの木から樹液が出る時期まで待たないといけません。その季節のことをSugaring Timeと呼びます。

ちょうどその頃、イーサンは、自分の歯がぐらぐらしているのに気が付きました。お父さんに、いつ抜けるのか尋ねると、Sugaring Timeの頃かなぁと言われるのです。学校に居てもぐらぐらしている歯が気になり、メープルシロップ作りも待ち遠しい。2つのことを待ちわびながら、メープルシロップの無い、ちょっぴり寂しい食卓につくイーサンです。

歯が抜ける頃のお子さんにぜひおすすめの本です。一緒にパンケーキを作って、メープルシロップをかけていただきましょう。また、メープルシロップがどうやって出来ているのか、世界の国々では抜けた歯をどうしているかなども調べてみると面白いです。

《+αのお楽しみ》
マサチューセッツ州、ニューハンプシャー州、ヴァーモント州、メイン州など、アメリカの北東部には、たくさんのメープルシロップ工場があります。2月~3月には、工房ツアーや無料のパンケーキ&シロップを振る舞ってくださるところもあります。私達が行ったのはBen’s Sugar Shack。2024年1月のツアーは無料でした。年間通じて開いています。お土産屋さんとデリカテッセンがあるので、そこで色々な軽食やドーナツ、飲み物、メープルシロップを使ったスナック等を楽しめます。
※トイレはとても綺麗で、男性用、多目的1つずつありました。
※建物前の駐車場は40台ほど。いっぱいになると、建物裏にも駐車場(アスファルト舗装されていない)があります。ツアーのあるシーズン中の週末は、誘導スタッフが立っていることが多いです。


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