がいこつ村の名探偵、問題解決に骨を折る!

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本のご紹介

こんにちは KCです。
本日紹介する本は、残念ながら、米国でも日本でも、英語版は流通していないようで、通販サイトでも高額か、古本しか見当たりません。
図書館で出会った本なので、海外にお住まいの方は、お近くの図書館で調べてみてください。日本にお住まいの方は、邦訳版が出ています。それも実にうまく訳されているので、おぉ、なるほど!と楽しめるかと思います。

Bonesville
Jean-Luc Fromental (Author)
Joëlle Jolivet (Illustrator)

高額商品か、中古版しか見つけられなかったので
本のリンクは貼っていません。

日本国内の方はこちら↓
にげろ、がいこつ! シャーロッコツ・ボーンズのじけんぼ

ジャン・リュック・フロマンタル (著)
ジョエル・ジョリヴェ (著)
あなべ まき (翻訳)

がいこつ1,275人、いや、1,275体が平和に暮らすがいこつ村。みんなそれぞれ、206個の骨を持っています。全員合わせると262,650個もの骨があるってことになりますね。
ある夜のこと、ツヨイホネ夫人が洗濯物を干していると、奇妙な化け物がやってきて、夫人を突き飛ばしました。『助けて!だれか!化け物よ!』それを聞いたがいこつたちは、恐怖におののいて逃げまどいました。

しかし、名探偵シャーロックボーンズだけは落ち着いて、ツヨイホネ夫人に化け物がどんな様子だったか尋ねました。
『えっと、ギシギシきしむような音をしていたわ!大きな頭で、長い尾があって、ものすごく鋭い歯をガチャガチャさせて、私のとう骨(前腕の骨)をくわえていったの!』
名探偵シャーロックボーンズはパイプの煙をくゆらせながら『こいつは骨が折れそうだぞ、だが必ず解決するからな』と言いました。(拙訳)

日本語版が出ている以上、あまりお見苦しい訳は乗せない方が良いかもしれません。
骨の部位がたくさん出てきたり、がいこつの名前は骨の名前をもじったものだったりして、くすっと笑えるシーンがたくさんあります。

日本語版は、カバーの裏が人体骨格図のポスターになっているそうなので、お話を読み進めながら、どの骨なのか探すのも楽しそうですね。

ちょっと難しい骨の名前がたくさん出てくるけれど、なんだかコミカルながいこつたちにつられて、どんどん読みすすめられる絵本です。シャーロックボーンズと一緒に、問題解決してください!

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