米大統領の住まいホワイトハウスの、多忙な猫ちゃんのお話

こんにちは　KCです。前月11月の大統領選挙は、連日ニュースを賑わせていました。普段あまり政治の話はしないのですが、選挙の年はやはり今後の政策が気になります。特に健康医療保険と、教育費用と、物価高騰と…。

大統領の住まいは、どの州にも属さないコロンビア特別区（東海岸メリーランド州とヴァージニア州に挟まれています）にある、言わずと知れたホワイトハウスです。よく大統領一家が飼っている犬がニュースに出てきたり、一緒に庭に居る様子が流れたりするのですが、猫派の方も安心してください！ホワイトハウスには、猫ちゃんも住んでいます。

日本国内の方はこちら↓
The White House cat
Cylin Busby (Author)
Neely Daggett (Illustrator)

米国内の方はこちら↓
The White House cat
Cylin Busby (Author)
Neely Daggett (Illustrator)

この本の見どころは、何と言っても、猫ちゃんがホワイトハウスの中を案内してくれることです。朝早く起きて、まず向かうところはキッチン。ホワイトハウスには３つのキッチンがあります。毎日24時間稼働し、総勢140名ものゲストを受け入れられます。
その次は、近道のボウリング室を抜けて、機械整備室で不備がないか確認します。お庭のちょうちょをバラ園まで案内してあげたら、また屋内に戻って『色のお部屋』も調べます。ホワイトハウスには、その名の通り、青、緑、赤、黄色に彩られたColor roomsと呼ばれる部屋があり、大理石のテーブルやシャンデリアといった装飾品のほとんどは、ホワイトハウスの為に作られたり、贈られたりしたものです。

ホワイトハウスの名前や建物は知っていても、中の部屋数や詳しい歴史については、なかなか学ぶ機会がないかもしれませんね。最後のページに、ホワイトハウスで最初に猫を飼った、Abraham Lincolin元大統領と２匹の猫たちの面白いエピソードも載っています。大人が読んでも楽しいです！ぜひ猫ちゃんと一緒にホワイトハウスの中を探検してみてください。

《＋αのお楽しみ》
2024年６月、大統領夫人のJill Bidenさんが、大統領家族が飼っている猫についての本を出版しました。