ベーグル好きにはたまらない!もちもちベーグルが食べたくなるお話

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ベーグル画像 本のご紹介

こんにちは KCです。
最近ベーグルを作るようになりました。日頃から、私がパンを、オタ夫さんがピザを焼くので、家には小麦粉がストックしてありましたが、物価高騰を受けて、私のレパートリーにベーグルとバゲット、オタ夫さんのレパートリーに手打ちうどんが加わりました。
具材や油脂が減って、コストは下がりました。一方で、小麦本来の味や自家製ジャム、自家製メープルシロップの味を楽しめるようになったので、満足度は上がったと感じています。

本日ご紹介する本は、ベーグルのお話。おじいさんと孫の男の子が登場します。ユダヤ教の方々が使っていたYiddish語の単語がちらほら出てきます。

日本国内の方はこちら↓
The Bagel King
Andrew Larsen (Author)
Sandy Nichols (Illustrator)

米国内の方はこちら↓
The Bagel King
Andrew Larsen (Author)
Sandy Nichols (Illustrator)

おじいさん(Zaida)は、毎週日曜日の朝、パン屋さんへベーグルを買いに出かけます。孫のエリも時々、おじいさんに付いていっては、パン屋のローズさんからピクルスを1つ貰います。おじいさん曰く、ここのピクルスは世界一で、エリもそう思います。大抵は、エリは家に居て、おじいさんがベーグルを届けてくれるのを待っているのですけどね。

雨の日も雪の日も、暑くても、どんよりした日でも、小さなエリが覚えている限り、おじいさんは一年中、日曜の朝になるとベーグルを届けに来て、玄関のドアをコンコン!とノックするのでした。温かくて、もちもちで、ちょっぴり塩気があって、ベーグル無しの日曜日なんて考えられません。

ある日曜日の朝、おじいさんはいつも通り、ベーグルを買おうとパン屋さんへ行ったのですが、濡れた床(汚れ:schmutz)で足を滑らせ、お尻(tuches)をしたたかにぶつけてしまいました。お医者さんからは、家で2週間休みなさいと言われ、エリをはじめ、友人たちにもベーグルを届けることができなくなりました。

エリは毎日お見舞いに行きました。つぎの日曜日が近づき、ベーグルのことを思い出したエリはー。

ベーグルを焼いた翌日のお弁当は、ベーグルサンドになりがち

このお話の中には、おじいさんの友達3名も出てきて、ベーグルへのこだわりを見せます。
ルービンさんは、セサミシードベーグルにスモークサーモン
ヴォルフさんは、プレーンベーグルにクリームチーズ
ゴールドスティックさんは、ポピーシードベーグルにニシン漬け

ほのぼのしたお話で、美味しそうな香りが漂ってきそうな絵本です。Sandy Nicholsさんの柔らかな挿絵により、エリとおじいさんのゆったりとした時間、エリの甲斐甲斐しさや健気さが溢れています。
タイトルのベーグルキングとは、一体誰のことなのでしょうね。まずベーグルを用意してから、読んでください。読み終えたら、きっとベーグルを食べたくなりますから。

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