ドーナツ大好きな子必見のお話。君はドーナツをもらえるかな?

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こんにちは KCです。白黒のむくむくしたボディと、ぬいぐるみのような愛らしさが人気のジャイアントパンダ。アメリカに住んでみると、日本の方が、よりパンダへの親しみを感じる人が多い気がします。アメリカでは普通のクマやシロクマの方が、本への登場頻度は高いです。今日の絵本は、そんなパンダのお話です。

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Please, Mr.Panda
Sreve Antony

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Please, Mr.Panda
Sreve Antony

パンダがドーンと載った表紙に魅かれて買いました。手にはカラフルなドーナツが詰まった箱を持っています。「ドーナツいりますか?」と動物たちを訪ねてまわるパンダ。ムッとしたお顔をしていますが、安心してください。このパンダ、シリーズを通してずっとこんな顔です。
ペンギン、スカンク、クジラに会いますが、みんなが「欲しい!ちょうだい!全部!」などと答えると、なんとパンダは「だめだね、気分が変わったから。」とドーナツをあげずに去っていくのです。
え…自分から聞いたのに?と思ってしまいますよね。
しかも、水鳥に至っては「いらないわ、どっか行ってちょうだい」と断る始末。

どうやら、パンダがドーナツをあげたいと思うには、何か条件があるようです。
それでも「誰かドーナツいりますか?」とつぶやくと、そこに現れたのはキツネザル。どんな会話をするのか、キツネザルはドーナツを貰えたのか、それはどうしてなのかー

同じフレーズの繰り返しと返答で、とても分かりやすい短いお話です。よく挿絵を見てみると、出てくる動物たちには規則性があります。シンプルながら学びのあるお話です。お友達の気持ちを考えたり、マナーを身につけたり、周りとの関わりが増える年齢(2歳~)のお子さんにおすすめ。「どうしてこうなったのかな?」とお子さんと考えながら読んでみてくださいね。

《+αのお楽しみ》
画像にも載せましたが、こちらはシリーズ本で、図書館ではI’ll wait, Mr. Pandaと、Goodnight, Mr.Pandaの2冊を借りることができました。出てくる動物たちは少し変わりますが、それぞれの本に学びがあります。日本のAmazonには他のシリーズもありますので、のぞいてみてくださいね。

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