こんにちは KCです。
アメリカの親族に、スウェーデン出身の女性がいます。その方も絵本が好きで、スウェーデンで生まれた絵本を、子どもたちの誕生日やクリスマスに贈ってくれました。
ご本人も、北極圏にほど近い小さな村で育ったそうで、夏には森でベリーを摘み、湖で泳ぎ、白夜を楽しみ、長い冬は保存食を大事にいただき、刺繍をしたり、パンを焼いて過ごすなど、このピーターのお話の世界そのもの。

日本国内の方
Peter in Blueberry land
Elsa Beskow
※2025年12月現在、Amazon.jpには新品無し
米国内の方はこちら↓
Peter in Blueberry land
Elsa Beskow
ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん
エルサ・ベスコフ (著者)
小野寺 百合子 (翻訳)
おのでらゆりこさんの訳で、日本語版も出ています。
こちらも、福音館書店より1977年に出版されているロングセラーです。
《あらすじ》
ある朝、ピーターはかごを持って森へ出かけました。
お母さんの誕生日に、クランベリーとブルーベリーを摘んであげようと思ったのです。素敵なサプライズプレゼントですよね!
しかし、ベリーはひと粒も見当たりません。
森の奥へ奥へと歩いてきましたが、悲しくなったピーターは、とうとう切り株に座って泣き出してしまいました。
すると、何かがピーターの靴をコツコツと叩きました。
足元を見ると、せいぜいりんごと同じくらいの、小さなおじいさんが立っていました。
『元気をお出し、ピーター。わしはブルーベリー王国の王じゃ。ベリーがどこに成っているか教えてあげよう』(拙訳)

とても素敵なことが始まりそうな予感がします!
おじいさん、もとい、王様と同じように小さくなったピーターは、森の中へと導かれ、夢のような体験をするのです。
ところで、英語版ではピーターですが、日本語版の名前はプッテとなっています。こちらのほうが、よりスウェーデン語の名前(発音)に近いようです。
他にも、日本語訳されたエルサ・ベスコフさんの作品では、可愛らしい子どもたちが登場しますが、その名前もスウェーデンらしいものばかり。
彼女の作品に限らず、他言語から英訳されたものは、英語で発音しやすい名前になっていることも少なくありません。一方、日本語では、なるべく原書に近い発音、現地の名前を活かした翻訳を目にすることが多いので、そのほうが好きだなぁと、個人的には思います。

