お国柄?北米の絵本はムースが登場しがちです

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顔はめ 本のご紹介

こんにちは KCです。
みなさんの好きな本の中に、動物が出てくる絵本はありますか?
お国柄なのかなと思うのですが、北米のお話には、かえるやかめ、ふくろうなどが出てくるお話が、日本の童話に比べると多いような気がします。日本でいうと、たぬきやきつね、さるなどでしょうか。
ちゃんとしたデータはありませんが、アメリカに住んで、大量の絵本を読むようになってから気づいたことです。

日本国内の方はこちら↓
Looking for a Moose
Phyllis Root (Author)
Randy Cecil (Illustrator)

米国内の方はこちら↓
Looking for a Moose
Phyllis Root (Author)
Randy Cecil (Illustrator)

『ねえ、みんな!ムース見たことある?脚が長くて、枝分かれした大きな角があって、むしゃむしゃご飯食べてて、もこっとしたお鼻の!』森で遊んでいたお友達が言いました。4人のお友達は誰もムースを見たことがありません。とっても見たくなって、林を探検することにしました。

風で枝葉がそよぐ林の中、低い枝、細長い幹に囲まれた林の中を、子どもたちがのっしのっし。ごつごつでこぼこの道だってへっちゃら。ぐんぐんずんずん、ムース探検隊は進みます。
それでもムースは見当たりません。『水辺の近くで、ご飯を食べてるのかも!』
ズボンの裾をまくって、ブーツを脱いで、ムース探検隊は進みます。

顔はめ
顔はめパネルもムース。その隣はホッキョクグマでした

Phyllis Rootさんの作品は、韻を踏んだ楽しい言葉遊びに満ちていて、子どもが読んでも、読み聞かせをしても、とっても盛り上がります。児童図書受賞作品も多いですし、絵本だけではなく、小学生におすすめのチャプターブックLilly and the Piratesもハラハラ・ドキドキ楽しいお話です。

このように、ムース(ヘラジカ)が出てくるお話もよく見かけますし、ニューハンプシャー州やバーモント州に旅行したときは、道路標識にムース注意の絵もありました。スウェーデン人の友人は、帰省中にレンタカーでムースとぶつかり、ムースはそのまま逃げ、友人はレッカーを呼ぶ必要があったとのこと。

他の国や地域では、どんな傾向があるのか、気になってきました。海や島の動物のお話もいいですよね。

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