こんにちは KCです。
デイケアにも図書館にも、必ずたくさん置いてある、大人気シリーズを紹介します。

日本国内の方はこちら↓
Little Critter
Mercer Mayer
※シリーズがたくさんあるので、一例を載せています。
米国内の方はこちら↓
Little Critter
Mercer Mayer
Little Critterの最初のお話が出版されたのは、なんと1975年!
なんの動物であるかは言及されておらず、毛がふさふさしていて、くりくりお目々の男の子、という設定です。
ひとつひとつのお話は短め、イラストはカラフルでにぎやか。
子どもたちが日々経験するようなことがテーマになっていて、お手伝い、妹がうまれた、おこづかい、季節のイベント、学校でのトラブル、ひとりでできるよ、おねんね、風邪をひいちゃった、など、Little Critterの日常が、簡易な文や表現で書かれています。
おすすめの理由としては
1.お話のテーマが身近なもので、幼児期の子どもたちの日々の暮らしとマッチするということ
2.使える語彙が増えるということ
読者である子どもにとって、“あるある“がたくさん詰まっていると、内容を理解しやすいですよね。
そして、各お話の中で、繰り返し出てくる表現があり、すぐに覚えて実際に使えるということも重要です。読んでいる子ども自身の経験と、お話から学ぶ実用的な表現力が結びついて、使える語彙がぐんと増えるのです。
大笑いするような内容ではないけれど、小さい子どもにとっても『分かる』『共感できる』という感覚があったようで、読み聞かせの時も、真剣に聞いていたように記憶しています。