こんにちは KCです。みなさんは怖がりですか?それとも、ホラーやスリルを楽しむタイプですか?
私は完全に前者で、日本のホラー映画は見ません。その後、トイレやお風呂に行くのも怖くなります。続けて悪夢も見ます。突然ゾンビが出てきて、悲鳴を上げ驚くような海外ホラーよりも、日本の映画の方が、表現しがたい不快感や、声も出せない恐怖を感じるのですが、いかがでしょうか。
日本国内の方はこちら↓
I’m Not Scared, YOU’RE Scared!
Seth Meyers (Author)
Rob Sayegh Jr. (Illustrator)
米国内の方はこちら↓
I’m Not Scared, YOU’RE Scared!
Seth Meyers (Author)
Rob Sayegh Jr. (Illustrator)
あるところに、とても怖がりなクマがいました。寝る時は誰かが入って来たら怖いので、ドアにベルを付けます。鏡に映る自分の姿も怖いので、上手に歯磨きができません。そのせいで歯の隙間に食べ物が挟まっているクマとは、みんなお友達になってくれません。
唯一のお友達はウサギです。怖いものなんて一切無くて、怖い本も読むし、玄関ドアを開けっ放しで寝てしまうし、強く長い耳で木の枝にぶら下がりながら、歯磨きするのが上手なウサギでした。
ある日、ウサギはクマを冒険に誘い出しました。クマはとんでもない!といった様子で代わりの案を出します。だって怖いのはごめんですものね。するとウサギから「クマくん、怖いの?」と聞かれ、つい「怖くなんかないよ、怖がってるのは君だろ!」と言ってしまいます…。
さぁ、ウサギとクマの冒険の始まりです。
終始、怖がってばかりのクマですが、怖がりだと認めたくない意地があります。一方でウサギは呑気で陽気で楽しそう。正直な意見を言うと「クマがこれだけ嫌がってるのだから、無理強いするのはやめてあげてよ…」と思ってしまいます。
怖がりのクマと、楽しそうなウサギを演じながら読むと、子どもたちにウケます。展開が面白く、集中して聞いてくれますよ。
ロブ・サイェージさんの挿絵は、切り絵やスタンプを重ねた風で、草原や木々の色合いがまるで本物に見えます。それもそのはず、木の画像や布や紙といった素材をコンピューターに取り込み、切り貼りしたり、ブラシ加工をして仕上げているのだそうです。
前職はおもちゃのデザイナー。現在はイラストレーターの傍ら、公式のお菓子味見テスター(Snack taste tester)をされています。う~ん、なんとも夢のある美味しそうなお仕事ですよね。