砂漠に生えるサボテンのホテル!?これはもう“図鑑絵本”です

スポンサーリンク
サボテン画像 本のご紹介

こんにちは KCです。
先日、砂漠のサボテンについての本を紹介したばかりですが、こちらもサボテンのお話で、息子ニコのお気に入りの1つ。

日本国内の方はこちら↓
Cactus Hotel
Brenda Z. Guiberson(Author)
Megan Lloyd(Illustrator)

米国内の方はこちら↓
Cactus Hotel
Brenda Z. Guiberson(Author)
Megan Lloyd(Illustrator)

地理的な理由でしょうか、アメリカに住んでいると、砂漠について書かれている絵本をよく見かけます。この本は、楽しそうなタイトルと、表紙をぐるりと囲む動物たちを見て、どんな物語であろうかと手に取ったものですが、実際は、とても学びの多い作品でした。

サグワロサボテンは、アリゾナ州や北メキシコの砂漠地帯に生えるサボテンです。10年かけて、たったの4インチ(およそ10cm)にしかなりません。雨の少ない砂漠で、広く根を張り、スコールが降ると水を蓄え、少しずつ成長していきます。
50年後には10フィート(およそ3m)に到達します。
それでは100年後は?150年後は?

砂漠地帯に住む動物たちが、次々と登場します。サボテンの果肉を食べるウサギ、そのウサギを狙うコヨーテ、花の密を求めてやってくるハチや小鳥やコウモリ…
著者Brenda Z. Guibersonさんの、簡潔なのに可愛らしい物語風の説明と、Megan Lloydさんの緻密な挿絵が、サグワロサボテンの森の姿を、鮮明に伝えてくれます。動物が登場するだけの可愛い絵本ではありません、これはもう立派な図鑑です。

それでは、タイトルの『ホテル』とは、どういうことなのでしょうか。
ぜひ読んでみてくださいね。

他のサボテンのお話はこちらもおすすめ。



スポンサーリンク
スポンサーリンク
本のご紹介
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
KCをフォローする
タイトルとURLをコピーしました