こんにちは KCです。
赤ちゃんがいるお宅には必ずあるのではないかと思うほど、アメリカ人なら誰もが知っている(多分)ロングセラー作品をご紹介します。ベビーシャワーや出産祝いに差し上げる方が多いのかもしれません。我が家にはハードカバー版とボードブック版(短めに簡略化されています)がありました。
高い木の上に作られた鳥の巣。お母さん鳥が卵を温めていると、お腹の下で卵がジャンプ!「もう今にも生まれるんだわ!」とお母さんは慌ててご飯を探しに飛び去ります。読み始めてほんの数ページで、なんだか嫌な予感がします…
そうです、お母さんが巣に居ないタイミングで、赤ちゃん鳥がパッカーンと誕生してしまうのです。しかも、今の今まで卵を温めてくれていたお母さんが居ないと気付き、どこ?どこ?とあちこち見回し、巣の下を確認しようとしてー。
お話自体は長めですが、1ページあたりの文が少なく、とても読み進めやすいです。アメリカでは出産祝いに頂くほどですから、ぜひ、小さな赤ちゃんの頃からどんどん読んであげてください。
《+αのお楽しみ》
著者のP.D. Eastmanさんは、マサチューセッツ州のアマースト出身です。アマーストと言えば州立大学のUniversity of Massachusetts Amherst校(通称Umass Amherst;ユーマス アマースト)があり、日本語や日本文化を学ぶ講座があります。日本人留学生、研究者も居ますし、メインの大通りに日本レストランもあります。