こんにちは KCです。
クリスマス以降、お店は赤やピンクのデコレーションでいっぱいになり、バレンタイン商戦に入っています。
アメリカでバレンタインってどうやってお祝いするの?
学校のお友達と何か交換するらしいけれど、何がおすすめ?
という質問にお答えします。少しでも参考になれば幸いです。
※アレルギー対策やトラブル回避のために、各施設、学校で決めている規則があると思います。
あやふやな点は必ず問い合わせておきましょう。
一般的なバレンタインは、男性から女性へ
男性がパートナーに花束やギフトを贈ることが多いです。バレンタインデーの夜や週末は、子どもを預けてディナーに出かけたり、いそいそと花束を持って帰宅したりする様子を見かけます。
メッセージカード、アクセサリーや、ちょっと高めのチョコレート、ワインなども定番ですが、パートナーが自分で選べるように、パートナーの好きなショップのギフトカードを添える人もいますので、喜んでもらえるなら何でも良いと思います。
義理チョコの文化は無いけれど
ある年、バレンタインの朝に職場に着くと、チョコレートやドーナツの大箱と『ご自由にどうぞ。ハッピーバレンタイン!』とメモが置いてありました。やりたい人が自主的に買ってきてくださったもので、『バレンタインだから◯ドルずつ出し合って、職場にチョコ買いましょう』なんていうことはありません。
世代を問わず、いつもより良いスーツを着ている男性がいたり、就業後にメイクを直して、キラキラして退社していく女性がいたりします。
小学生までは行事ごととして、クラスで取り組む
これは学校による、としか言えないのですが、デイケア(幼稚園、保育園)~小学校までは、バレンタインまでに自分のバッグを作ることがあります。あの『アメリカのランチを放り込む茶色の紙袋』に、シールを貼ったり、名前を買いたり、お絵かきをしたりして、当日お友達からのギフトを詰めて帰ってくるといった感じです。
コロナ以降、ルールが変わったところも多いと思います。食品が一切だめだった年もあれば、個包装の市販菓子のみで、手作りはだめだった年もありました。
あとは、必ずクラスの全員分、用意することを念押しされます。『仲良しの子だけにあげる』というのは、放課後に各自でやってください、のようなきつめの注意書きもありましたね…。
バレンタインが近くなると、学校から連絡があると思うので、その指示に従って準備しましょう。
【ギフト1】カードに自分の名前を書く
これは、幼稚園~1年生くらいのお子さんに多いです。
20枚など、複数枚セットで販売されている可愛いメッセージカードに、自分の名前だけ書いて配ります。ひとりひとりお友達の名前を確認しながら渡す必要がないので、学校の先生から良い意味で「楽でいいわ」と思われる手法の1つです。
文字が読めるようになったり、自分の名前が書けるようになったばかりのお子さんにとって、何枚もカードを書くのは大仕事。途中でやる気を無くす可能性が高いので、数日かけて仕上げるくらいの気持ちで、前もって準備しましょう。
余力があれば、日本語の名前を書き足しておくのもおすすめ。人気者になれるかもしれません。
【ギフト2】カードにお友達の名前を書く
同じく市販のバレンタインカードに、クラスのお友達の名前を書きます。馴染みの無い名前だったり、スペルが長かったりと、ハードルは上がりますが、挑戦する価値あり。
SophiaとSofia、AmyとAimee、AidenとAidan、SaraとSarahなど、同じ発音でもスペルが違うことがあります。間違えないよう、必ず確認して書きましょう。
書くのが苦でなければ、お友達の良いところをひとこと書いて渡すというのも、バレンタインらしくて良いと思います。これは実は私の実体験で、イチカがカードを貰った際に『お友達はイチカのことを、こんなにもよく見てくれているのか』と、良いお友達に出会えたことを感謝したものです。
【ギフト3】自分でカードを作る
画用紙をハート形に切って、可愛いシールを貼ったり、折り紙でハートを作ったり、楽しい工作遊びをしながらバレンタインカードを作ります。時間はかかりますが、達成感は格別。
きっとすぐ捨てられちゃうんだよな…などといった感情はひとまず置いておいて、お子さんの手先の発達を喜びましょう。
【ギフト4】市販の小分け菓子
お菓子が許可されていれば、無難かつ簡単で良いと思います。直に名前を書き込める欄がありますが、カードと一緒に渡す人も多いです。バレンタインの限定パッケージのものは、赤やピンクで可愛いですよね。
ニコはお菓子の中ではグミが大好きなので、お友達にあげるものもグミ一択です。
【ギフト5】お菓子以外
ネットでもショッピングセンターでも、BULK(バルク)といって、まとめ買いできる商品がたくさんあります。正直なところ、すぐごみになってしまうものが多い、という点は否定できません。私はなるべく、実用性のあるものか、1回遊べば完了するものを用意しています。
以下には、良かったものも、あまり好ましくなかったものもランダムに書き出してみました。
- 文房具(鉛筆、消しゴム、メモ帳、UVライト付きペンなど)
- ミニおもちゃ(ルービックキューブ、知恵の輪、プッシュポップなど)
- キーホルダー(ぬいぐるみ、ハート、顔の絵文字など)
- シール(キャラ物、タトゥーシール、香り付き、防水など)
- パーティーストロー(スパイラルやハート型にねじってある硬いプラのもの)
- 白無地のジクソーパズル
- シャボン玉
- クッキー型
- スタンプ
- 本のしおり(塗り絵、キャラ物、フレーズ付)
- リップクリーム(小学校高学年以降に多い印象)
- 縄跳び(日本に比べ、縄跳びはあまり定番ではない気がします)
子どもが楽しんでいればOK!
誰が何をくれたかというのは重要ではなく、お友達と仲良くギフト交換をして、バレンタインは、愛や感謝を伝える日だというコンセプトを捉えてくれればいいかなと思っています。
ハッピーバレンタイン!