【Caldecott Honor】鍾乳石と石筍の長い長いお話

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鍾乳洞 本のご紹介

こんにちは KCです。
鍾乳洞をご覧になったことはありますか?
故郷の近くに鍾乳洞があり、ドライブだとか、社会見学だとか、他県の友人を案内したりだとかで、ずっと身近な存在でした。

日本国内の方はこちら↓
Stalactite & Stalagmite
Drew Beckmeyer

米国内の方はこちら↓
Stalactite & Stalagmite
Drew Beckmeyer

《あらすじ》
Stalactiteは鍾乳石で、上から水が垂れるにつれて、下へ下へと伸びていくもの。
Stalagmiteは石筍(せきじゅん)で、石灰質を含む水が上から落ちてきて、固まって高くなったもの。

StalactiteとStalagmiteが、小さな洞窟のなかで出会ったのは、うんと昔、お互いに小さな小さなこぶだったときのこと。
ぽたり、ぽたりと、Stalactiteから雫が垂れています。

ある日、洞窟に三葉虫(およそ5億2100万年前)が現れました。
サカサカと歩く、不思議な生き物を、StalactiteとStalagmiteは大歓迎。挨拶をしてお話を楽しみます。

またある日、洞窟にイクチオステガ(およそ3億6000万年前)が現れました。
最近、三葉虫に会わないよね、どこか行っちゃったのかな、なんて話していたStalactiteとStalagmiteにとっては、新たな楽しい訪問者でした。

ある時は恐竜、ある時はコウモリと、動けないStalactiteとStalagmiteにとっては、興味深い出会いがたくさんありました。

彼らの時間の流れと、生物のそれとは、大きな違いがありますよね。
その何千万年、何億年という時間の中でも、Stalactiteからは絶え間なくぽたり、ぽたりと雫が垂れ、Stalagmiteの上に積み重なっていくのでした。

三葉虫化石

こちらの作品は、2026年のCaldecott Honorを受賞しました。
各ページに、時間の流れがフレームのように描かれていて、いかに、鍾乳石や石筍が長い時間をかけて生成されたのかというのが分かりやすいです。

動けないStalactiteとStalagmiteですが、お互いを褒め合ったりして、穏やかで仲良し。それぞれが徐々に伸びていく様子を見ると、次はどんな時代が待っているのか、ワクワクして、ページをめくる手が止まらない作品です。

Drew Beckmeyerさんの作品は、こちらもおすすめ。
たまに、1人でぐるぐると考えすぎて、落ち込んだり腹が立ったりすると、ふと、このトルネードが頭に浮かびます。

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