こんにちは KCです。
Jon Klassenさんの絵本は、これまでもたくさん紹介していますが、こちらはチャプターブック。
Jon Klassenさんご自身が、Ruth Manning-SandersさんのA Book of Ghosts and Goblinsという、奇妙で不気味な短編集を読んで、インスピレーションを受けたことから生まれた本です。
《あらすじ》
みんなが寝静まった夜、闇に紛れて、Otillaは逃げ出しました。
雪や枝に足を取られながらも、森の中を走り続けます。風が唸り、誰かが名前を呼びながら追いかけてくる気がします。
森が途切れた先に、Otillaは古い家を見つけました。もう誰も住んでいないようで、荒れている家でした。
Otillaは扉を開けようとしましたが、鍵がかかっていました。
扉をたたいてみました。
誰も出てきません。
『Hello?』と言ってみました。
『Hello』と返ってきました。
どこから声がしたのだろうと、Otillaが周りを見回すと、玄関ドアの上の窓から、頭蓋骨がこちらを見下ろしていました。
頭蓋骨は、Otillaを迎え入れてくれるようです。

もうここまでで、いろいろと疑問が湧いているのですが、お話は淡々と進んでいきます。
Otillaは何から逃げているの?
頭蓋骨が喋ってるのに、なんで驚かないの?
Otillaは小さいように見えるけれど、何歳なの?
Otillaは頭蓋骨に優しく、頭蓋骨もOtillaの質問に優しく答えたり、難しいお願いをしたりと、不思議な友情が芽生えます。
怖いというよりは、奇妙で不思議なお話です。
小学校低学年のお子さんからおすすめ。チャプターブックですが、全ての見開きページに挿絵があるので、情景が分かりやすいです。
終始『これは?どうなるの?』と、ページをめくる手が止まりません。


