リズミカルに読み聞かせ!大人気If You Giveシリーズ第1弾

クッキーの画像 本のご紹介

こんにちは KCです。私はお菓子を作るのが好きです。簡単な型抜きクッキーは子どもと出来るし、型を変えるだけで季節感が表せるので、学校のスナックにも持っていきます。クッキーのおすすめ絵本はたくさんありますが、今日はこちらを紹介します。

日本国内の方はこちら↓
If You Give a Mouse a Cookie
By Laura Numeroff (Author), Felicia Bond (Illustrator)

米国内の方はこちら↓
If You Give a Mouse a Cookie
By Laura Numeroff (Author), Felicia Bond (Illustrator)

If You Giveシリーズの第一弾として、アメリカで愛されているロングセラー作品です。男の子とねずみのお話でタイトルにもなっているように「もし君(男の子)がねずみにクッキーをあげたなら」というフレーズで始まります。

If you give a mouse a cookie, he’s going to ask for a glass of milk.
When you give him the milk, he’ll probably ask you for a straw.
When he’s finished, he’ll ask for a napkin.

どうやら、お話がどんどん繋がっていくのだろうと予想が出来ますね。男の子はねずみの要望に振り回され、ねずみはいろんなものを散らかし放題。でもいたずらをしているわけではありません。まさに、いろいろなことに興味が移る幼児と、その世話や後片付けに追われる親の構図そのものなのです。そう考えると、自由奔放なねずみに脱力しながらも、まあ仕方ないかなと思えるお話です。
赤ちゃんからでも読み聞かせにおすすめ。おしゃべりできるようになったお子さんと一緒に、次は何が要ると思う?と予想してみるのも面白いと思います。

初版発行が1985年(もうすぐ40周年ですね!)で、Felicia Bondさんの挿絵からは、おばあちゃんの家のような懐かしい雰囲気を感じます。所見では気づかなかったのですが、彩色が素晴らしいです。テーブルの木目やねずみの毛並み、ねずみの薄い耳の皮膚感などの表現など、細かく見ていくときりがありません。

シリーズは次のように続きます。2作目以降は、動物の名前と、あげる物の最初の文字が同じになっています。

  • If You Give a Cat a Cupcake
  • If You Give a Dog a Donut
  • If You Give a Moose a Muffin
  • If You Give a Pig a Pancake
  • If You Give a Pig a Party

他にも、ねずみはクリスマスやお誕生日、イースターなど、季節の行事絵本に登場しますので、そちらもおすすめです。

《+αのお楽しみ》
アメリカでクッキーというと、チョコレートチップが定番ですが、サクサク食感のもの、柔らかい食感のもの、オートミールやココナッツファイン入り等、たくさん種類があり、こだわりを持っている方も多くいらっしゃる印象です。
直径15cmを超えるものや、チョコチップの代わりにm&m’sのミニチョコレートが入っていてカラフルなものもあり、大人になっても心踊ります。カロリーが気になって挑戦したことはありませんが、この本を紹介していたら、とても気になってきました。1食置き換えるつもりで作ってみようかなと思います。

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