こんにちは KCです。
以前にも、砂漠についての絵本をいくつか紹介していますが、本日は、驚くほど繊細な、切り絵で表現された作品をご紹介します。
※2025年10月現在、日本では中古しか見つからなかったので、リンクはありません。

米国内の方はこちら↓
Guess Who’s in the Desert
Charline Profiri (Author)
Susan Swan (Illustrator)
うだるような暑さの砂漠で、Xの形をした足跡を発見。どうやら、トカゲやヘビを追いかけているようです。誰の足跡なんでしょう?
答えは砂漠に住む鳥、その名もロードランナー。和名ではオオミチバシリと言います。時速40キロメートルの速さで走ることができる反面、飛ぶのはあまり得意ではないようです。
急な岩場を登っている動物がいます。頭には大きな角。こちらの動物は…
ビッグホーンシープ、和名はオオツノヒツジ。14キログラムにもなる、ぐるんと巻いた角を持つ草食動物です。

多様な動物が、砂漠に生息していることを、クイズ形式で楽しく学べる一冊。
挿絵は、Susan Swanさんの繊細な切り絵で描かれています。
動物たちの肌質や毛並み、砂漠の一日の移り変わり、食事風景など、奥行きのある絵で、隅々まで見れば見るほど美しい作品です。
挿絵の詳細は分からなかったのですが、一部、切り絵の上にデジタル加工を重ねておられるのかなと思います。
古本屋で見かけて、表紙のインパクトに魅かれて購入したのですが、内容も挿絵も、とっても学びの多い本でした。

