アメリカ最大手の本屋さんBarnes and Nobleが再成長!

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本屋カード画像 米国日常生活

こんにちは KCです。
インターネット販売やパンデミックに押されて、実店舗が苦境に立たされている、閉店に追い込まれた、というのは、日本でもアメリカでも、様々な業界で見られることだと思います。

その中で、再成長を見せる、アメリカ大手の本屋さんのニュースです。

Barnes and Nobleはニューヨークに本社を置く、老舗本屋です。

Barnes and Nobleの歴史は、Charles Barnes氏が1873年に、イリノイ州ウィートンで本の印刷業を始めた時に遡ります。その後1886年に、ニューヨークでArthur Hinds & Companyを立ち上げ、本屋としての事業を始めました。1894年には友人Clifford Noble氏を共同経営者として据え置き、Hinds & Nobleと名前を変えました。
1917年には、Charles Barnes氏の息子William氏が、Clifford Noble氏の共同経営者となり、社名をBarnes & Nobleとしました。

(Wikipediaより 拙訳)


現在、アメリカ合衆国の全50州に店舗があり、その数およそ600店舗。また、今年2025年だけでも60箇所に新店舗をオープンすることになっています。
店舗にはスターバックスコーヒーのカフェコーナーを設けており、本を買うと、スターバックスで使える割引クーポンが貰えます。
アメリカでは今でも、季節や行事ごとにカードを送り合う習慣があるので、そういった紙製品や本の栞、作家や出版社とのコラボ商品などのコーナーも備えています。
赤ちゃんのおもちゃから、ボードゲーム、ぬいぐるみ、人気書籍のグッズ、アニメや漫画のフィギュアなどの売り場も広く取られています。

買収や合併を繰り返し、ネット販売の台頭や経営陣の不祥事などから、倒産の危機に直面。2019年に、Elliott Investment Managementの完全子会社となりました。その当時の常務取締役(Managing directorと呼ばれる役職)が現在のCEOです。

大量解雇、パンデミックによる店舗閉鎖も経験しましたが、自粛中の人々からの需要が増えたのも事実。地域に根ざした経営や、地元作家を応援するしくみ、若い読者を増やす試み、各店舗独自の『売れる品揃え』などを力に、再成長を遂げています。
目的の本だけを手にする場所ではなく、欲しい本を探しに行く、出会いに行くといった感じです。

在米の方、もしお近くにあれば、立ち寄ってみてください。

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