こんにちは KCです。
絵本を読み聞かせていると、子どもたちは静かに聞いていたり、読んでいる途中で次のページに行きたがったり、挿絵をじっくり眺めたり、様々な反応がありますよね。
ここで言うインタラクティブな絵本とは、相互に会話をしながら、あるいは絵本を触りながら、読み進められる本で、子どもたちの目に何が映っているのか、何を楽しんでいるのか反応がよく見えて、面白いなと思います。

日本国内では、中古しか見つけられませんでした。
米国内の方はこちら↓
The Black and White Factory
Eric Telchin (Author)
Diego Funck (Illustrator)
『ようこそ、おめでとうございます!今日きみは、我が【白黒工場】の秘密のツアーに参加してもらいます』
白黒パンダからアナウンスがありました。
この工場で作られるものは全て、白黒で出来ています。チェッカーボード、サイコロ1、タキシード、スタッフだって白黒の動物たちです。ツアーに参加するにあたり、工場のルールを守らなくてはなりません。
- 汚さない
- 色を混ぜない
- 驚かせない
これらを、何があっても、絶対に、守ること
- 日本のサイコロは、1が赤い点に塗られていることが多いですが、アメリカのサイコロは黒のみ ↩︎
準備ができたら、早速工場の中に入りましょう。工場内はとてもピカピカで、全ての製品が白黒で、整理整頓されています。カードゲーム、ビリヤードの8のボール、塩コショウの瓶、大人気のチェス、タキシード…こうして見ると、身の回りに、白黒だけの製品って結構あるんですね。
ツアーはどんどん進みます。次はバーコードの部屋。世界中で使われているバーコードは全てここで作られているそうです。今読んでいるこの本にだって、バーコードが付いています。見つけられるかな?
おや…ちょっと待ってください!白黒以外の色が入り込んでしまいました。誰かが色を混ぜてしまったようです!

インタラクティブというだけあって、絵本をひっくり返してバーコードを探したり、色がこれ以上広がらないように拭き取ったり、読んでいる子どもたちも大慌てで大忙し。会話調でストーリーが進んでいくので、感情を込めて読むと大ウケです。
読んだ後、必ず絵の具遊びをしたくなる、面白い絵本です。
英語ではBlack and White、日本語では白黒と、逆になっています。
左右もそうで、英語ではRight and Leftと言うことの方が多いようです。でもLeft and Rightの語順も、どちらも耳にします。
また、最近はあまり聞かなくなった日本語の【ごましお頭】は、白髪交じりの髪のことを指します。短髪の男性に対して使われていたように思います。
それが英語になると【Salt and Pepper】となります。似ていますね!