こんにちは KCです。
がまくんとかえるくんシリーズでおなじみ、Arnold Lobelさんの作品をご紹介します。
このI Can Read!シリーズは、レベルが記されているため、英語力に応じて本を選ぶことができます。ペーパーバックで薄くて軽いですし、ロングセラー作品も多く取り扱っているため、子どもが小さくて荷物が多かった頃に重宝しました。
Mouse Talesには、7つの短いお話が入っています。それらは実は、お父さんが7匹の子どもたちを寝かしつけるためのもの。我が家でも同じように、いくつかお話を選んで、寝る前に読んでいました。面白く、不思議な箇所もあり「もう1つ読んで」の繰り返しで、結局7話全部読むこともありました。
その中で我が家の子どもたちが一番好きなのは、ねずみが遠くのお母さんに会いに行くお話(The Journey)です。
とあるねずみが、遠くのお母さんに会いに行くため、車で出かけますが、長い間運転したので車がぼろぼろに壊れてしまいました。ちょうどスケートを売っているお店があったので、スケートを買って旅を続けますが、スケートも車輪が外れてしまいました。ちょうどブーツを売っているお店があったので、ブーツを買って旅を続けますが、ブーツもぼろぼろになってしまいました。ちょうどスニーカーを売っているお店があったので、スニーカーを買って旅を続けますが、底が抜けて履けなくなってしました。
仕方ないので、ねずみは裸足で旅を続けました。足がとっても痛くなり、これ以上歩けなくなりました。するとちょうどそこにはー。
初めて、このJourneyを読んだ時、展開に困惑しながら読んだので(口調に現れてしまった)、子どもたちにはそれが面白かったらしく、いつもJourneyの足が痛くなる部分で、笑い始めます。Journeyに限らず、ちょっぴりナンセンスで、じわじわ笑わせに来る感じがArnold Lobelさんらしいと思います。
同じ表現が繰り返されていて、軽快に読み進められますし、子どもたちが自分で読めるようになった今は、わざと早口言葉のように読むこともあります。
《+αのお楽しみ》
日英どちらでも出版されている本を、両方購入することがあります。表現の仕方、装丁や表紙の絵を比較すると面白いです。がまくんとかえるくんシリーズは、色合いが少し違いました。