歩行者用点字ブロックは日本人研究者の大発明!

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tactilepaving2 米国日常生活

こんにちは KCです。
本日3月18日(日本は19日になってしまいました)は、点字ブロックの日です。

道路上にある、黄色いぽこぽこが付いたプレートのことですね。正式名称を視覚障害者誘導用ブロックといい、視覚障害のある方が、足裏で凹凸を感じ、進行や停止を判断するためのものです。
1965年に、岡山県の研究者、三宅精一さんが開発、1967年の3月18日に、岡山県立の盲学校付近の交差点に実際に設置されたことを記念して、この日を点字ブロックの日と定めたそうです。

詳しいことは日本視覚障害団体のウェブサイトに多くの説明や資料、データ等があり、私も参考にさせてもらっています。

英語ではTactile pavingと呼ばれています。
Tactile:触覚の、触覚的な、触感で分かる
Paving:舗装すること

今はもう引越されてしまいましたが、1ブロック先の家に、視覚障害の女性が住んでいました。そのためか、近所の、歩道が途切れるところに点字ブロックが貼ってあります。
積雪があると、車道の除雪が優先的に行われて、その雪が歩道に溜まります。その後、Sidewalk Snow Blowerが歩道の除雪をして、幅1mくらいの道を確保してくれるのですが、その結果がこう。

tactilepaving1

毎年、補修されていますが、毎年剥がれます。たまたま今は、視覚障害の方が周辺にお住まいではないようなので、緊急性は低く、先送りにされていると思います。

歩道だけにとどまらず、冬のあいだ、除雪車が通った後は、凹凸のある道はどうしてもアスファルトが剥がれやすく、大きな穴が空いてしまいます。雪の心配が無くなると、穴の修復作業が始まるので、それまではみんな、穴を大きく避けながら運転することになります。

余談ですが、住宅地の中に視覚障害、聴覚障害、車椅子の方などがおられる場合は、その周辺に下のような注意喚起のための標識を立てることが出来ます。市町村によって異なるかもしれませんが、大抵は、最寄りの役所に連絡をして、どんな標識を、どの位置に立てられるか、現地で確認してもらえます。

roadsign
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