こんにちは KCです。
家族が好きなので、よくいちごを買います。アメリカのいちごは品質もサイズもばらばらです。なるべく傷みの無いものを選んでいるつもりですが、パックの中のいちごが無傷ということはまずありません。家族４人で分けると、半端が出ることもあります。
そういう半端なものや、傷みのあるものは、洗ってヘタを取り、水分を拭き取ってからジッパー付き保存袋に入れて冷凍しておきます。いくつか集まったらジャムにしてしまいます。基本材料は、いちごと砂糖だけです。お好みで、他の冷凍ベリーなどを足してもおいしいです。
写真のベリーはいちご、ラズベリー、ブルーベリーの３種合計でおよそ200gほど。
生のいちごを使う場合は、簡単にスライスしておくと、後で潰す手間が簡単になります。
ベリーの総量の40～60％の砂糖を加えます。砂糖が多い方が保存が効きますが、少量ずつ食べ切れる分だけ作る場合は40％で作ります。
生のいちごをスライスしておくと、砂糖に触れる表面積が増え、浸透圧で水分がしっかり出て加熱しやすいです。
ベリー全体に砂糖がかかるように、スパチュラでサッと混ぜて、１時間～一晩おきます。
ベリーから水分が出てきました。
鍋底に砂糖が固まらないよう、スパチュラで混ぜてから、強めの中火にかけます。
沸騰して、ぷつぷつ、ぽこぽこと泡が上がってきます。中火に落とし、浮いてきたアクを取り、まめに混ぜながら煮詰めていきます。
※レモン果汁を加える時は、この沸騰したタイミングで加えますが、無くても美味しく出来ます。あると、ペクチンの働きで、早くとろみがつくかなといった感じです。
これはお好みですが、私は煮詰めている途中で果肉を潰します。
潰せればフォークでもマッシャーでも何でも良いです。
これは、正式な名前は失念しましたが、マーナのスプーンマッシャー、ミニサイズだったと思います。
余談ですが、このマッシャーがワカモレ（アボカドディップ）を作るのに最適です。ポテトサラダはめったに作りませんが、ワカモレのために、我が家での登場頻度は高めです。
どのくらいまで煮詰めるか、というのが難しいところです。コップの水の中に落として固まる様子を見るなど、確認する方法はいくつかあるようなのですが
私はいつも、小さじ１程度を小皿に取り、冷ましてから、スプーンですくったり味見したりして、とろみを確認します。
とても簡単に、風味豊かなジャムが作れます。いちごの旬の季節に、ぜひお試しくださいね。
ジャムといったら、以前紹介したこの本が読みたくなります。
